〝前哨戦〟では挑戦者が圧倒だ。スターダムのSWA世界選手権(30日、東京・ベルサール高田馬場)の調印式が20日、都内で行われ、王者・朱里(31)と挑戦者・渡辺桃(20)が出席した。
まずは渡辺が「(朱里が)ツイッターでベルトの価値を上げたいと言っていたが、私も正直価値が分かってないので魅力は感じていない。でも持ってるのが朱里さんというだけで十分。ベルトを取って私が価値を上げてあげます」と先制攻撃。
すると朱里は「このベルトを取って初メインの相手が渡辺桃。最高のシチュエーションでSWAベルトの価値を存分にアピールするチャンス」と答える。
だが続けて「関係ないけどゲームがしたいと思ってて」と言い放つや、ピコピコハンマーとヘルメットを持って登場。「叩いてかぶってジャンケンポン」をやろうと提案する。
最初は苦笑しつつ付き合っていた渡辺も、だんだん怒りがわいてきたようで、2度目で思いっきりぶっ叩くと、3度目はジャンケンで負けたにも関わらず、朱里の頭をメッタ打ちにした。
これに朱里は「いいじゃん、そういうのが見たかったんだよ。30日、楽しみにしてる」と余裕を見せ、渡辺は「覚えとけよ」とひとにらみ。早くも熱い火花を散らせた。