〝日本S最速男〟巨人・ビエイラが来日 帰国中は上半身裸で打撃練習も

来日したビエイラ(球団提供)

巨人のチアゴ・ビエイラ投手(28)が20日に来日した。

新型コロナの感染対策が厳格化されるなか、8人を擁するGの助っ人勢では前日19日のウィーラーに続いて2人目の入国。ビエイラは昨年の日本シリーズで同シリーズ史上最速となる164キロをマークするなど、練習の虫と化して年々進化を遂げている。

帰国中も飽くなき向上心は増すばかり。自身のSNS上では上半身裸のまま打撃練習にも取り組み、豪快なフルスイングを披露する姿も発信していた。セ・リーグ2連覇を果たした昨年10月30日のヤクルト戦(東京ドーム)では、〝胴上げ投手〟にもなった剛腕が目指すのはプロ野球の頂点だけだ。

「今季の目標は日本一。そのためにしっかり準備をしてきました。チームはいい選手もそろったと思いますし、全員で戦っていきます。そして何より全員が健康な状態で過ごせるよう、しっかり気をつけていきます」

春季キャンプでは「S班」となり、2月1日に東京ドームでキャンプインし、6日から温暖な沖縄で調整する。今後もどこまで飛躍できるのか注目される。

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