「社会を明るくする運動作文コンテスト」 宮原さん優秀賞

伝達式で受賞作を朗読する宮原さん=長崎市立高城台小

 長崎市立高城台小6年の宮原華怜さん(11)が、全国の小中学生を対象にした「社会を明るくする運動作文コンテスト」で優秀賞(全国連合小学校長会会長賞)を受賞した。15日、同校で伝達式があった。
 法務省主催。小学生の部は全国から6万7784点の応募があり、最優秀賞1点と優秀賞15点が選ばれた。
 宮原さんの作品のタイトルは「わたしにできること」。通学路に立つ交通指導員が子どもたちの安全を守ろうと活動していることを知り、自分も社会のために何かしたいと考えた。思い付いたのは学校で取り組むあいさつ運動。「おはようございます」と元気よく声を出して温かな気持ちの連鎖を広げたいとつづった。
 伝達式で賞状を受け取った宮原さんは「作品を通じて、誰にとっても明るい社会をつくっていきたい」と笑顔で誓った。県保護司会連合会の津田祐一会長(76)は「あいさつは地域の安全安心や住みよいまちづくりにつながる。明るい社会づくりに貢献してほしい」と祝福した。

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