マスクで隠れてるから…油断してない?「顔のたるみ・むくみ」マッサージ法

おはようございます。大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する、美容家の寒川あゆみです。

マスクをつける生活が当たり前になって、1年以上たちました。「目元しか見えないし‥まあいっか」と、目元などのパーツケアやメイクは頑張る一方でフェイスラインのたるみやむくみは置き去り…そんな状態になっていませんか?

フェイスラインは顔の立体感を表す部分なので、ケアを怠るとおこたると老けて見えたり疲れた印象に見えてしまいます。気になる方は、朝のマッサージでフェイスラインのたるみやむくみをケアしましょう。

マスクで隠れている「老け見えポイント」4つ

【1】耳たぶの下にある耳下腺リンパ

耳下のリンパがつまっていると、顔が大きく見えてしまいます。

【2】顔の縦ライン

お顔の縦のラインがたるんでぼやけていると、正面から見たときに顔が大きく見えてしまいます。

【3】ほうれい線、マリオネットライン

ほうれい線がくっきり入って目立つ場合は、頬、口周りの筋力が低下して皮膚がたるんでいるサインです。

【4】二重あご

老廃物の蓄積によるむくみによって重みが出たり、顔全体の筋力が低下してて引き締まり感がなくなると、顔下の二重あごが目立ってしまいます。

マスクに隠れているこれら4つの部分こそしっかりケアすると、顔の印象が変わります!

油断は禁物!「顔のたるみ・むくみ」マッサージ法

【1】クレンジング、洗顔、化粧水で土台力を高める

「肌の汚れがなく、肌が明るい」「みずみずしく、うるおいがある」のがきれいな肌の印象です。クレンジング+洗顔で肌表面や毛穴につまった皮脂汚れを落としましょう。

次に、手のひらに化粧水を取り、お肌になじませたあと、コットンに化粧水をたっぷり含ませて優しく肌にしみ込ませるように浸透させます。

まずは、基本となる土台力を整えるところが大切です。

【2】マッサージオイルでたるみ、むくみマッサージ

次にマッサージオイルを適量手に取り顔全体に広げ、指の関節と面を使いながら噛み合わせまわりのコリをクルクルと約30秒ほぐします。

日頃、無意識のうちに歯をくいしばる癖や顔がこわばっているとここが硬くなりがちになるので、表情筋をしなやかにするためにもほぐしておくことがコツ。

口角をキュッと上げて、人差し指の面をほうれい線とマリオネットラインに沿わせます。口角から噛み合わせ部分をほぐしながら耳の付け根に向かって、小鼻から頬骨のをとおりこめかみに向かってそれぞれ10回ずつ。シワをアイロンで伸ばすよなイメージでゆっくりとリフトアップをかけましょう。

耳たぶの下にある耳下腺に親指を置き、耳の付け根から真上の生え際に向かってゆっくり10回流します。

耳の周りは意外と老廃物が溜まりやすい場所なので、耳の下のつまり、顔の縦ラインを引き締めたい場合はしっかり流しましょう。

ティッシュを一枚用意し、三角折りにして顔半分にのせ肌表面に残ったオイルをポンポンとおさえるように吸い取ります。ティッシュを裏返してもう半顔も同じようにおこないます。

【3】シートマスクで透明感アップ&引き締め

マッサージオイルによって角質がやわらかくなり、老廃物を流し血行が良くなったところに、シートマスクに含まれる美容成分を補うことで浸透力が高まります。

ぴったりとシートマスクを密着させて約10分置くと、肌のみずみずしさやトーンアップ、毛穴の引き締まり感が高まります。

【4】乳液、クリームで水分を逃さないようにフタをする

最後に、乳液、クリームを重ねて、水分を逃さないように閉じ込めます。

しっとりもちもち感のある肌とすっきりしたフェイスラインの完成です。

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「マスクで見えないし、まあいっか!」と油断していると、お顔の老け見えは加速する一方。

むくみやたるみ、保湿力を高めることでマスクによる肌荒れなどもケアできるので、朝の洗顔後や夜のスキンケアタイムに取り入れてみてくださいね。

☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

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