サッカーJ2のV・ファーレン長崎（髙田春奈社長）は20日、長崎県佐世保市のジャパネットたかた本社で新体制発表会を開き、新たに就任した吉田孝行監督は今季の目標について「J1昇格。この一つ」と昨季3位からの躍進を誓った。
今季のスローガンは「全力で光れ」に決定。コロナ禍を踏まえて「長崎県の希望の光となれるように、全国に光を放っていけるように、主体的に能動的に光っていこうという気持ちを込めた」（髙田社長）。初優勝していいニュースを届けるのが理想だ。
現時点で8人の移籍、退団と5人の加入が決まっている。このうち、新顔4人が会見に出席。C大阪から完全移籍したFW都倉賢は「セットプレーだったり、高さだったり、自分の特長を出せば攻撃の幅が広がると思う」、磐田から同じく完全移籍のDF新里亮は「チームが勝つために自分が何をやるべきか、考えていきたい」などと意気込んだ。早大から加入するMF鍬先祐弥は試合のため欠席した。
今季の背番号も発表され、期限付き移籍から完全移籍に切り替わったMFカイオセザールとFWエジガルジュニオは、それぞれ6番、7番に決定。引退したDF徳永悠平の22番は、同じ長崎県出身で早大出身の鍬先が引き継ぐ。
