「お茶にごす。」永島聖羅、濱正悟、野間口徹ら追加キャストが発表

鈴木伸之が主演を務める、テレビ東京で2021年放送予定の連続ドラマ「お茶にごす。」(日時未定)。このほど追加キャストが解禁され、永島聖羅、仁科かりん、平川結月、山本直寛、濱正悟、野間口徹が出演することが分かった。

同ドラマは、「今日から俺は!!」「天使な小生意気」など、数々のヒット作を生み出してきた漫画家・西森博之氏原作の同名コミックを原作とした学園コメディー。鈴木演じるこわもてで中学最強の不良と恐れられた船橋雅矢が、高校入学をきっかけに平穏な日々を過ごしたいという思いから、茶道部に入部したことで変わっていく日常を描いていく。

船橋と同じ開架高校1年生の茶道部員で、浅川夏帆(萩原みのり)の親友・飯倉智花を永島、2年生の茶道部副部長・慎大寺珠美を仁科かりん、同じく2年生の茶道部部員・奥沼民子を平川が演じる。

乃木坂46を卒業後、ドラマや舞台に出演し、バラエティー番組やラジオなど多方面で活躍中。本作が初の地上波連ドラレギュラー出演となる永島は「強烈すぎる登場人物やテンポのいい掛け合いに、きっと笑ってしまうと思います。何より一人一人がいとおしく、愛すべきキャラクターたちばかりです。キャストの皆さんや監督、スタッフさんたちはもちろん、飯倉
智花に、この作品に出会えて、本当に2020年の夏は熱く濃い青春でした。ぜひ、楽しみにしていただけたらうれしいです!」と元気いっぱいにアピール。

昨年10月公開の映画「ファンファーレが鳴り響く」に出演し、本作が地上波ドラマ初出演となる仁科は「私にとって何もかもが新鮮でとっても楽しい撮影でした。オーディションの時から慎大寺を演じたら楽しそうだなあとずっと思っていて、皆さんのおかげでやっぱり本当に楽しく演じることができました。妄想ばかりのしっかり者風な副部長をどうかよろしくお願いします。ドラマならではの面白さも感じていただければと思います。ぜひぜひ、青春を見届けてください!」と充実した時間を過ごしたことを明かした。

同じく地上波ドラマ初出演となる平川も「出演が決まった日からクランクインの日まで本当に緊張していました。でも撮影が始まると、皆さんが優しく声をかけてくださったり、本当の学生のように楽しく充実した日々を過ごすことができ、とてもうれしかったです! 奥沼は、慎大寺とのコンビ感を特に意識して撮影したので楽しみにしていてください」とコメント。

また、船橋をライバル視する軽挙高校1年生の樫沢光輝役に山本、船橋に何かとけんかを売る1年生・北沼役に濱正悟が扮(ふん)する。

ドラマ、舞台や朗読劇など幅広く活躍中の山本は「樫沢は真っすぐな男です。正直に生きるからこそ、道を外すこともしばしばありますが、僕にはとってもいとおしいキャラクターに思えます。ライバルポジションですが、撮影中は茶道部の輪に交ぜてもらい、楽しく臨むことができました」と役への愛着を語り、昨年は「#リモラブ〜普通の恋は邪道〜」(日本テレビ)などの話題作をはじめ6作品の映画に出演した濱は「西森先生作品に出演できることを心からうれしく思います。とてもアットホームで愉快な現場だったので北沼として楽しんで暴れさせていただきました。何よりこのご時世にお芝居しやすい環境をつくってくださり本当に感謝です。真夏の熱量たっぷりな撮影だったのでいつも以上にお茶がおいしく感じられました。ぜひともご覧くだ茶い!」とメッセージを寄せている。

さらに、言わずと知れた名バイプレーヤーの野間口が演じるのは、教師で茶道部顧問の縦島洋。「今回、かなりぶっ飛んだ教師役をやらせていただきました。台本上でも人格破綻してましたが、さらに盛ってしまいました。だって、誰も止めてくれなかったんです…すみません、言い訳です」としながらも、「だいぶおかしなドラマですが、見終わった後に『茶道、ちょっとやってみようかな』と思うでしょう。その時は一緒に通いましょう」と見どころに触れつつ、呼びかけている。

なお、本作は地上波の放送に先駆け、Amazon Prime Videoで3月5日から全12話一挙配信されることが決定している。

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