青い海 青い屋根瓦【木造駅舎巡礼10】山陰本線02

※2020年8月撮影

トップ画像は、JR西日本山陰本線小串駅島式ホームに到着する京都駅方面からの列車。キハ40 2034が1両。山陰本線は、小串駅を境界に下関駅側は「関門都市圏」の輸送で毎時1-2本が2両編成以上で運転されます。反対の長門市駅側は、利用者の少ないエリアで1両編成が既に書きましたが昼間など運転が2-3時間開いている場合があります。やってきた単機のキハ40はおそらく長門市駅から来て小串駅で折返し運転されます。

3番線に停まる折返し列車。

※2020年8月撮影

駅名標。

※2020年8月撮影

小串駅は、1914年(大正3年)長州鉄道の終着駅として開業。1925年(大正14年)国有化されます。1933年(昭和8年)山陰本線に編入され所属駅になりました。1963年(昭和38年)貨物取扱廃止。国鉄分割民営化でJR西日本の駅になり、1991年(平成3年)業務委託駅になります。

筆者得意の空中浮遊、跨線橋の途中で駅舎を見ています。青い屋根が美しい。

※2020年8月撮影

跨線橋の真ん中から長門市駅、京都駅方面です。右の島式ホームに折返し列車。既に尾灯が点いています。

※2020年8月撮影

駅舎の青い瓦屋根、ホーム側上屋の外側にさらに巨大な庇がのびています。確かに雨には濡れなくて良いかもしれません。

※2020年8月撮影

こちらは下関駅方面。

※2020年8月撮影

屋根瓦の青と遠くに見える響灘の青が見事にマッチしています。

※2020年8月撮影

島式ホームに降りて駅舎。巨大な庇が存在を主張し過ぎています。

※2020年8月撮影

カメラポジションをこれ以上下げられないのでホーム側駅舎正面はこのサイズがいっぱいいっぱいです。

※2020年8月撮影

少し長門市駅、京都駅側から駅舎。ホーム側の庇が邪魔で本屋がこの角度まで見えないのです。

※2020年8月撮影

前照灯が点灯して、折返し列車は出発間近です。島式ホームが意外に狭いことが分かります。

※2020年8月撮影

駅舎に戻って待合室。何故かアイスクリームの自動販売機が多くの駅にあります。この日の山陰本線撮影も36℃近い気温でそれはそれは暑い日でした。

※2020年8月撮影

駅舎の外、長門市駅・京都駅側は斜めから見ることができましたが、反対側は植込みなどに遮られています。

※2020年8月撮影

次の木造駅舎は、あの有名な特牛(こっとい)駅です。駅名標は撮ったことがありますが駅舎は初めてです。

(写真・文章/住田至朗)

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