モーガン・ウォーレン、最新作がカントリー史上最高のストリーミングで全米1位

2021年1月8日に発売されたモーガン・ウォーレン(Morgan Wallen)の新作アルバム『Dangerous: The Double Album』が全米アルバムチャート初登場1位を獲得し、カントリー・アルバムとしては過去最大のストリーミング総計を記録している。

<動画:Morgan Wallen – 7 Summers (Song Length Video)>

MRCデータによると、1月8日から1月14日に集計されたチャートでは、初週で合計26.5万枚を記録。そのうちにはストリーミング換算でのアルバム売上(SEA)での18.4万枚が含まれており、アルバム売上は7.4万枚で、そのうちダウンロードが5万枚、フィジカルが2.4万枚となっている。

それまでのカントリーとしての最多ストリーミング記録は、2020年10月に発売されたルーク・コムズの『What You See Is What You Get (Deluxe Edition)』の1億200万ストリームだったが、モーガン・ウォーレンは2.4億再生を記録している。

新作『Dangerous: The Double Album』はアルバムとしては全米で22番目の週間ストリーミングを記録、R&Bやヒップホップ以外のアルバムとしては、初週に3億700万再生を記録したアリアナ・グランデの『thank u, next』と、2億8900万再生を記録したテイラー・スウィフトの『folklore』に次ぐ過去3番目に大きな記録だ。

この新作アルバムは、2018年4月にリリースされたロングラン・ヒットを記録したモーガン・ウォーレンのデビュー・アルバム『If I Know Me』に続くセカンド・アルバム。デビュー・アルバム『If I Know Me』はトップ・カントリー・アルバム・チャートで1位を獲得、フロリダ・ジョージア・ラインをフィーチャーした「Up Down」、「Whiskey Glasses」「Chasin’ You」の3曲のカントリー・エアプレイで1位を記録した楽曲が収録されている。

今月の米ビルボードのカバーストーリーの中で、ウォーレンはカントリーのデジタル時代の最前線にいる自分の立ち位置についてこう語っている。「私たちは、カントリーミュージックをストリーミング時代に導く立場にあると感じています。ほとんどの人は、“モーガン・ウォーレンって誰だよ?”って感じだと思うけど、カントリーミュージックの最前線に立って、『おい、俺たちのファンもここにいるんだぞ』って言えるのは最高ですよ」

Written By Paul Sexton

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モーガン・ウォーレン『Dangerous: The Double Album』
2021年1月8日発売

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