パリSGが〝ドリーム軍団〟化 メッシに続きMFデリ・アリ、DFベレリンにも照準

トットナムの中心選手MFデリ・アリ(ロイター)

フランス1部パリサンジェルマン(PSG)が〝ドリーム軍団〟の構築へ着々と準備を進めている。

PSGではスペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の獲得を今夏最大のターゲットとしているが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督(48)が就任してフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)の残留を熱望しており、水面下で交渉を行っている。

こうした動きに加えて、新たなPSGの獲得プランが明らかになった。

トットナム専門メディア「スパーズウェブ」は「PSGが、プレミアリーグで50ゴールと36アシストをマークしている攻撃的MFデリ・アリ(24)に関心を示している」と報道。アリはイングランド代表としても活躍するストライカーで、複数のビッグクラブが関心を寄せる移籍市場の注目株。ただ移籍金が高騰しそうなため「お金を出すことができるのはPSGだろう」と資金力にものを言わせて獲得を狙っている。思惑通りに事が進めば、来季はエースのブラジル代表FWネイマール(28)に加えて、メッシ、エムバペ、アリという超強力攻撃陣が完成しそうだ。

守備陣でも、イタリアメディア「カルチョメルカート」が「アーセナルのスターである右サイドバックのDFヘクター・ベレリン(25)がPSGのレーダーに乗っている」と報じた。ベレリンも多くの強豪クラブが狙う大物だが、本人がPSG行きを希望しているという。

悲願の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇へ、フランスの名門が本気の巨大補強モードだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社