大相撲初場所12日目(21日、東京・両国国技館)、大関正代(29=時津風)は幕内竜電(30=高田川)を下して2敗をキープ。立ち合いから圧力をかけた正代は両差しで竜電を追い込むと、右に逃れようとする相手を寄り切った。
前日の〝薄氷の勝利〟を受け、この日は「特別なことは意識していない。自分の相撲を取ることを意識していた」としながらも「また土俵際で慌てそうになったので、もうちょっとしっかりしないと」と振り返った。
Vレースは幕内大栄翔(27=追手風)とトップを並走。「疲労? あるはあると思うけど大丈夫」と話す大関は「あと3番しっかり取りきりたい。ケガもしないようにできたら」と気を引き締めた。