EXIT兼近 加藤シゲアキ〝本屋大賞候補〟に「『俺の方が読めるぞ感』で批判してるのオモロい」

EXIT・兼近

お笑い芸人「EXIT」の兼近大樹(29)が21日、ニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に出演。アイドルグループ「NEWS」の加藤シゲアキの小説「オルタネート」が本屋大賞候補作になったことについてコメントした。

「オルタネート」は直木賞にもノミネートされたが、受賞は逃した。加藤自身、「本屋大賞」のノミネートは初めてだが、番組によるとネット上では「今、本が売れないから話題作り?」「レベルが落ちたもんだ…」など批判の声と「アイドルは本書いちゃだめなの?」「作家は作家だけやってろって事?イミフ」とフォローの声もあるという。

兼近は「文章力とかもあるかもしれないですけど、作家の背景で面白くなったりするじゃないですか、本って。謎に『アイドルだから』とか、それはちょっと職業差別だろっていうのはすごく感じます」とズバリ。

さらに「アイドルの方がいろんなものを見てていろんな刺激を受けてるんで、よりいい文章が浮かんだりもすると思います」と加藤を擁護。「あと、シンプルにプロが選んでるのに〝俺の方が読めるぞ感〟で批判しているのがオモロいっすね。そんなわけないんで。プロがしっかり選んでるんで。お前がその仕事につけよって話で」と批判的意見に疑問を呈した。

一方、兼近自身も処女作出版に向け執筆活動を行っているが、進行具合は「やばたにえんムーリー春雨。いや進まないですね…」と難航の様子。年始はホテルに〝缶詰め〟になり「半分ちょっと」は書けたというが「ただあんまり面白くないです。読み直してると。どうなることやら」と苦笑いだった。

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