きょう22日（金）は前線や低気圧の影響で、広い範囲で天気が崩れている。
日中は西日本や東日本を中心に雨が降りやすく、特に沖縄では雷を伴った非常に激しい雨となるおそれがある。
ただ、気温は高く、20℃を超える所もある見込み。多雪地ではなだれや屋根からの落雪などに注意が必要となる。
広く傘の出番
午前5時現在は沖縄から西日本や東海、そして、北陸以北の日本海側を中心に雨雲がかかっている。
日中も沖縄や西日本、東日本では曇りや雨のスッキリしない天気が続く見込みだ。
特に活発な雨雲がかかる沖縄では雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあるため、落雷や突風、土砂災害などに注意が必要となる。
関東は朝は晴れ間があるが、次第に雲に覆われてくる見通し。
一方、北日本は朝まで雨や雪の残る所があるが、日中は天気が回復に向かう。午後ほど晴れのエリアが広がりそうだ。
雨でも気温高い なだれに注意
日中の気温は全国的にこの時季としては高い所が多くなる。
特に九州や四国では15℃を超えて、鹿児島では21℃予想と4月中旬並みの暖かさとなる見込み。
日本海側の山陰でも12℃前後まで上がるため、雪が多く残っている所では、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要だ。
東京でも12℃まで上がる予想だが、名古屋は9℃、大阪は10℃止まりで、きのうより4℃くらい低くなる見通し。
（気象予報士・多胡安那）
