畿央大学、県内大学初の「公私連携幼保連携型認定こども園」設置に向け奈良県広陵町と協定締結

畿央大学(学校法人冬木学園)と奈良県北葛城郡広陵町は、2021年1月14日、「公私連携幼保連携型認定こども園」設置及び運営に関する協定を締結した。2023年に畿央大学付属広陵こども園の開園を目指す。

この協定は、公私連携幼保連携型認定こども園についての基本的な事項やそれぞれの役割を定めたもので、冬木学園の主体である畿央大学の持つ教育および研究の知見やノウハウを生かし、行政と協力しながら地域に開かれた魅力ある認定こども園の開園を目指す。大学が運営する公私連携幼保連携型認定こども園は奈良県では初めて。2019年度の調査によると京阪神エリアを含めても初(学校基本調査より、令和2年度分は未公表)となる。

広陵町では、子育て世代の流入により子どもの数が増加傾向にあるものの幼稚園は定員割れになっていることから、保護者の勤務状況にかかわらず利用できる認定こども園の設立を進めている。今回は老朽化が進む広陵西幼稚園および広陵西第二幼稚園のスペースに新たに民間の力を借りて魅力ある認定こども園を設立することになり、厳正な審査の結果、畿央大学と協定を締結することとなった。

畿央大学は2003年の開学以来、健康科学分野および教育分野を中心に地元広陵町と連携したまちづくりに参画しており、今回の計画が順調に進めば、2年後の4月には畿央大学にとって地域貢献とともに、幼児教育を志す学生の大きな学びの場となる。今後、キャンパスに近い地の利も生かしながら、建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を具現化した特色ある園づくりを進めていく。

参考:【畿央大学】奈良県内大学初の「公私連携幼保連携型認定こども園」設置に向けて広陵町と協定締結式を行いました。

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