セクシー女優・里美ゆりあの“激動半生” さかもと未明氏が漫画化へ

里美ゆりあ(左)とさかもと未明氏

人気セクシー女優の里美ゆりあ(32)が16日、都内で自叙伝「SEX&MONEY 私はそれを我慢できない」(展望社)の出版記念イベントに出席した。

同書で里美は援助交際、アダルトデビュー、そして2014年の“2億4500万円脱税事件”など激動の半生を赤裸々に告白。中でも衝撃的なのは、父親だと思っていた男性が肉親ではなかったこと。母子手帳に記された血液型から判明し、現在も実の父親は見つかっていないという。

こうした壮絶人生に心打たれたのが、この日ゲスト出演した漫画家のさかもと未明氏(52)だ。

さかもと氏は「ゆりあちゃんの父親を追い求める姿にグッときた。私も父親がアルコール依存症だったり、借金だったりで大変だった。漫画家を目指したのは母親に認めてもらうため。私も孤独だったし、ゆりあちゃんも小さいことから孤独だった思う」と述べると「ゆりあちゃんは私だ!」と言い切った。

里美もさかもと氏の話に大きくうなずき「お金をためてもためても不安だった。将来が怖かった」と回想。脱税事件を経て「いろいろ勉強になった。お金がすべてじゃないということも。今後は前向きに生きていきたい」と笑顔で語った。

イベントを主催した「モッツ出版」高須基仁氏(69)によれば、さかもと氏がペンを執り、同作の漫画化の話が進行しているという。

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