PK2本失敗も…バルセロナ、延長戦の末3部コルネジャ下し次ラウンド突破

21日にコパ・デル・レイ3回戦が行われ、バルセロナが3部リーグに所属するコルネジャと対戦した。

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アトレティコやレアルといったマドリード勢が早期敗退となる波乱が起きた今シーズンのコパ。そのアトレティコを2回戦で破ったコルネジャとの一戦に臨んだバルサは、独特の雰囲気に手を焼く。前半終盤にロナウド・アラウホがファウルに遭いPKを獲得。キックの名手ミラヒム・ピャニッチが狙うも、GKのファイセーブに阻まれスコアレスで試合を折り返す。

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嫌な空気を払拭したいバルサは、後半に入っても圧倒的なボール支配率でゴールを奪いに行く。すると78分過ぎにクレマン・ラングレがペナルティエリア内でファウルを受け、バルサが再びPKをゲット。今度はウスマンヌ・デンベレがキッカーを担当するものの、ゴール正面に放ったシュートはまたもGKに防がれ、0-0で90分が終了しゲームは延長戦に突入する。

ジャイアントキリングの可能性が脳裏によぎる中、延長開始早々92分にペナルティエリア手前の右からデンベレが右足を一閃。GKの手を弾いてゴールに吸い込まれ、バルサがようやく均衡を破る。コルネジャが退場者を出して数的優位となったバルサは、延長後半アディショナルタイムにマーティン・ブライトワイトが追加点を挙げ勝負あり。最終スコア2-0で、バルサが苦しみながらも勝利を手にした。

バルサが辛くも3部クラブに勝利※写真 Alex Caparros

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