Creepy Nuts・R-指定が「すべらない話」にサプライズ参戦

Creepy NutsのR-指定が、フジテレビ系で1月23日放送の土曜プレミアム「人志松本のすべらない話」(午後9:00)に初出演する。

番組では、「人は誰でも一つはすべらない話を持っており、そしてそれは誰が何度聞いても面白いものである」をコンセプトに、松本人志をはじめ誰もが認める実力派芸人たちが、見るものを引き込んでやまない“すべらない”トークを展開。2004年12月28日に深夜番組として始まり、今回で36回大会となる。

今回参戦するのは、松本人志、千原ジュニア、宮川大輔、小籔千豊、飯尾和樹(ずん)、川島明(麒麟)、粗品(霜降り明星)、田中卓志(アンガールズ)、兵動大樹(矢野・兵動)、山内健司(かまいたち)。また、番組初となる招待枠を設け、脚本家の三谷幸喜、ピアニストの清塚信也、ラッパーのR-指定の3人が招待プレーヤーとしてサプライズ登場する。3人は話し終わると颯爽(さっそう)と去っていくという新しい方式だ。

R-指定は「大好きな番組なんですが、実は最初はお断りさせていただいたんです。この番組は、芸人さんたちの総合格闘技が行われる神聖な場所ですので、そんなところに素人の僕が出ていくなんて申し訳なさすぎて。芸人さんたちの聖域に土足で踏み込むようなことはしたくなかったんですが、あらためてオファーをいただいたので『それだけ言ってくださるなら、玉砕覚悟で』と」と、初めは出演躊躇(ちゅうちょ)したことを明かす。

さらに、「この番組はもちろん、芸人さんが好きだからこそ迷いました。自分が視聴者だったら、芸人さんたちだけのバチバチのトークを聞いていたいですから。それに、出演される芸人さんたちも、自分みたいな素人が入っていったら冷めてしまうんじゃないかなという思いもあって、本当に悩みました」と相当の葛藤があったそう。

本番前の心境については「覚悟はしていましたが、“ほんまにいくの?”と(笑)。二つほど話を用意していたので、ギリギリまでどっちの話がいいか悩んでいました。実際に、あの場所に座ったら、あんなにのどが乾く場所はないなと(笑)。緊張でのどは乾くし、話すリズムもめちゃくちゃ早くなってしまうし、ある程度は想像していたつもりでしたが、その想像以上でした」と告白。しかし「しゃべっている最中は本当に緊張しましたが、終わってみると楽しかったですし、用意していたもう一つの話もしゃべりたいという気持ちになりました」と満喫した様子を見せた。

収録を終え「目の前に松本人志さんはじめ、一流の芸人さんたちがずらりと並ばれていて、“どんな場所に、放りこまれたんだ”と。本当に緊張していて顔も引きつっていたので、自分の出番までほかの方々のトークは楽しめないかなと思っていましたが、それでも笑ってしまうくらい皆さんのトークが面白かったです。あらためてすごいなと感じました」と感激。

そして「自分の中では、とんでもない度胸試しのつもりで出演させていただきました。今、振り返ってみると本当に恥ずかしいんですが、あんなに緊張した表情を見せるのは初めてかもしれません(笑)。一生懸命頑張ってしゃべりましたので、温かい目で見ていただけたらと思います(笑)」とメッセージを寄せている。

© 株式会社東京ニュース通信社