田母神俊雄氏「PCR陽性者はすべて感染者ではない!」コロナ発表方法に異議

田母神俊雄氏

元航空幕僚長の田母神俊雄氏(72)が22日、ツイッターで新型コロナウイルス感染者数の発表方法に異議を唱えた。

東京都では21日に、新たに1471人の感染者報告された。木曜日としては今月7日の2447人、14日の1502人に次いで過去3番目に多い数字だ。

田母神氏は「テレビでは朝から晩までコロナの話だけで疲れてしまう。感染者爆発とかで脅かしている。さぞかし視聴率が取れることだろう」と〝コロナ報道〟を批判。

続けて「しかしPCR陽性者はすべて感染者ではない。これをすべて感染者の扱いにしている。PCR検査陽性者は同時にそのCt値を公表してもらいたい。Ct値35以上は感染者はほぼいないそうだ」と記した。

Ct値とは、遺伝子検査法で増幅に必要なサイクル数で、低いCt値で陽性になる場合にはウイルス遺伝子が多く、逆に陽性となるまでに要するCt値が高い場合は、ウイルス遺伝子数が少なく、感染性が低いと判断される。

Ct値の基準を高く設定すると、ウイルスが微量でも陽性と判断される。日本は原則40以内、台湾は35未満に設定しているといわれており、日本で陽性となった人が台湾では陰性となる可能性がある。

© 株式会社東京スポーツ新聞社