池田エライザ&田口トモロヲが横浜を巡る! ホテルニューグランド、神奈川県立音楽堂…名建築が続々登場

テレビ大阪とBSテレ東では1月23日に、池田エライザと田口トモロヲがダブル主演を務めるドラマ「名建築で昼食を スペシャル 横浜編」(テレビ大阪=午後1:25、BSテレ東=午後0:00)が放送。ホテルニューグランド、神奈川県立音楽堂など、後世に残したい名建築が続々と登場する。

本作は、建築、旅、暮らしなどを題材に独自の世界観で多数執筆している甲斐みのり氏の「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」を原案にしたドラマのスペシャル版。昨年7月クールに放送された連続ドラマのその後を描き、会社員の主人公・春野藤(池田)と多趣味な建築模型士・植草千明(田口)が横浜にある名建築を巡る。

池田は「名建築の奇麗な装飾を見るだけではなく、その装飾から作り手の思いやりや、実際そこに住んだり利用したであろう人々へ思いをはせ、藤が日常生活に生かしていく、消化していくというのは、すごくいい生き方だなと思いました。ご覧になる方もぜひ、そういう時間の使い方で藤の日常生活が豊かになっていったようにゆったり過ごしてもらえれば」とアピール。

田口は「ドラマの主役は名建築と春野藤さん。名建築と出会うことによる藤さんの成長物語だと思っているので、もう私なんかは、いいんです…。ほんとにつまみというか、食べ物のすごい横に置いてあるというか…。もう最後までつままなくてもいいです」と控えめにメッセージを寄せている。

藤と千明は仕事が忙しく最近連絡を取っていない。そんな折、藤に久しぶりに千明から横浜の名建築巡りの誘いの連絡が入る。向かったのは、日本を代表する建築家・前川國男が手掛けた神奈川県立図書館と音楽堂。前川の師匠・コルビジェ譲りの美しい色彩でデザインされた壁や、太陽光の取り込みを綿密に計算した外壁のブロックなど、2人は戦後を代表するモダニズム建築を堪能する。

横浜の名建築巡りをしている中、千明が横浜へやって来た本当の目的を察した藤は、千明をホテルニューグランドへ誘う。そこで千明を待っていたのは、高齢で品のある女性・宇野依子(加藤登紀子)。渡したいものがあると彼女が差し出したのは手書きの設計図だ。建築家である父・幸一が依子との終(つい)のすみかにと設計したものだ。病気が発覚し実現しなかった父の最後の仕事に思いをはせた千明は、ある行動をとる。

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