コロナ禍でもコミュニケーションはより "密"に! LINEを活用した在学生・保護者向けDXツールを導入

阪南大学(所在地:大阪府松原市、学長:田上 博司)は、コロナ禍において日々状況が変化する中、在学生とその保護者を対象に、情報発信やコミュニケーションの強化のため、2020年12月21日から、LINEを活用したメッセージ配信やFAQチャットボット機能を搭載しているDX(デジタルトランスフォーメーション)ツールを導入した。

▲LINEを通じることで、大学・在学生・保護者間の関係性を強化

【導入背景】
阪南大学では、在学生の学修支援に加え、保護者への情報発信を行うことが大切であると考え、大学からの情報や子どもの学修状況(出席状況や成績等)の把握が可能な保護者向けポータルサイト「HUPAS」をオンライン上で展開し、日々のサポートを行っている。
しかし、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、刻々と状況が変化する中、大学が発信する情報について、今まで以上に在学生や保護者からの関心が高まっている。
このような背景から、大学からの情報発信や在学生・保護者とのコミュニ―ケーションをより一層強化するために、在学生・保護者の利用率が高いLINEを活用したDXツールを導入することに至った。
365日24時間、時間場所を問わず利用できるLINEを活用することで、学生は知りたい情報や疑問点等を手軽に調べることが可能となる。一方で、保護者は既存ポータルサイト「HUPAS」と相互活用することで、大学情報や子どもの成績等学修状況を手軽に把握し、子どもの異変に早期に気付くことで学修サポートを行うことが可能となる。
これらの相乗効果から、DXツールによって大学・保護者から学生へのサポート体制を強めることができ、離学を防ぐ効果を見込む。

【DXツール導入で実施できること】
今回は、transcosmos online communications株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:貝塚 洋)が提供しているDXツール「KANAMETO(カナメト)」を活用し、「阪南大学LINE公式アカウント」(アカウント名:阪南大学Info)を作成。これにより、このアカウントと友だちになることで、以下の支援が実現可能となった。
● 新型コロナウイルス関連などの大学からの情報を、学年や学部等の学生情報に応じてセグメント配信。
● 授業等の学修内容に関する疑問を手軽に解決するためQ&A形式によるチャットボットを搭載。これにより「授業方法」「課題」「出席・欠席」「休講・補講」等について、知りたい情報を調べることが可能になる。また、既存の学生向けポータルサイト「HInT」や保護者向けポータルサイト「HUPAS」への的確な誘導を行っていく。

【今後の展開】
今後は利用者の増加を図っていくとともに、2021年5月から、有人対応による1:1トーク機能の追加導入を予定。
これにより、チャットボットで対応できなかった疑問点や相談についてより細やかな対応が可能となり、大学と在学生・保護者との更なるコミュニケーション強化を図っていく。