リバプールがリーグ5試合未勝利で来季CL出場に暗雲? クロップ監督「足りない10%を改善する」

クロップ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグで日本代表MF南野拓実(26)のリバプールは21日(日本時間22日)にホームで格下のバーンリーに0―1で敗戦。リーグ5試合未勝利(3分け2敗)の暫定4位で、連覇どころか、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得も危うくなりそうな状況だ。

こうした状況にユルゲン・クロップ監督(53)は「バーンリーはチャンスも少なく、われわれが上回っていた。それでも勝てなかったのは、ゴールができないからだ。試合を振り返ってみても負けることはあり得ないが、負けた。それは私の責任だ」とし、勝てない要因となっている4試合連続で無得点については「狭いスペースでチャレンジするには自信が必要。それが欠けているから得点が奪えなかった」とコメントした。

その上で指揮官は「選手たちに自信を与えることができなかった。これも私の責任だ」とし「このチームはもっといいサッカーができる。今の選手たちは90%まではできているが、決定的な10%が足りない。この10%を改善することに取り組んでいく」と、再起を誓った。

リバプールは次戦(24日=同25日)、イングランド協会カップ(FAカップ)4回戦でリーグ首位のマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。指揮官は「今はタイトル争いを想像できない」とも語っていたが、リバプールは暗いトンネルから抜け出せるだろうか。

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