原監督 コロナ禍で来日遅れの新外国人に期待「かなりのレベルで合流を」

スタッフミーティングに出席した原監督(球団提供)

巨人は22日、都内でスタッフミーティングを開いた。リモートで取材に応じた原辰徳監督(62)は、新助っ人2人への期待を述べた。

日本一を目指すチームにメジャー通算196本塁打ジャスティン・スモーク内野手(34=前ジャイアンツ)、同96本塁打エリック・テームズ内野手(34=前ナショナルズ)の大砲2人が新加入。だが、在留資格のない外国人の2月7日までの入国制限により、来日が遅れている。

指揮官は「健康管理を含め安全であるということであるならば、もう少し早く来ていただき、そして合流してもらうというのがですね、私の本心ですね」と明かすも、政府の方針に従う意向。

「野球界、あるいはスポーツ、そういうものに特例はないというのが現状です。従ってルールにのっとりながら、きちんと義務を果たし、早く合流してもらいたい。多分、早ければ2月の終わりくらいには、すべての人間が合流するんではないかと思います」と、2週間の自主隔離を経ての合流見通しを語った。

当然、開幕戦(3月26日)から戦力として期待しており、米国での自主トレを指示。「本人にも伝えてますし、アメリカにおいて自主トレというものもかなりハードにやっているというふうに聞いています。良い時間を使って、かなりのレベルの中で、チームに合流してくれることを願っていると、あるいは頼んでいます」と希望した。

「昨年、一昨年というのは主力選手に外国人選手がなかなかならなかったというのは、これは反省点です」と指揮官はキッパリ。9年ぶりの日本一に新助っ人の力は欠かせない。

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