過疎化をどう食い止める?子育て支援は?十和田市長選は現職と新人の一騎打ち!【青森県】

1月17日に告示された十和田市長選には、無所属で現職の小山田久(おやまだ・ひさし)氏(74)、新人の中野渡旬(なかのわたり・じゅん)氏(72)の2名が立候補しました。投開票は1月24日に行われます。

今回は小山田市政の是非、新型コロナウイルスへの対応、人口減少対策の充実、子育て支援策などが争点と考えられます。

移住支援で人口減少への対策を

小山田氏は北里大学畜産学部獣医学科卒業。1970年に青森県に入庁し、青森県農林水産部畜産課長、上北地方農林水産事務所長を歴任。2007年から青森県草地畜産協会常務理事を、2008年から青森県畜産協会専務理事を務めました。2009年の十和田市長選に初当選、以降3回連続当選しました。今回は4期目への挑戦となります。

小山田氏は以下の政策を掲げました。

・人口減少対策としての移住支援
・中心市街地の活性化
・高齢者支援のための成年後見センターの設置
・新型コロナ感染防止対策の推進

 

出産祝い金など子育て支援の充実を

中野渡氏は青森県生まれ、金沢大学文理学部卒業、茨城大学大学院工学研究科博士課程修了。アルプス電気株式会社勤務、株式会社メルク勤務を経て、リニア新幹線を考える相模原連絡会事務局長を歴任。現在は共産党地区役員を務めています。

中野渡氏は以下の政策を掲げました。

・現市政の刷新
・医療従事者や介護施設などへの支援の充実
・出産祝い金の支給などによる子育て支援
・介護施設でのPCR検査の実施
・学校給食費の無料化

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