【WWE】KUSHIDAが北米王者に勝利! タッグトーナメント2回戦へ

KUSHIDAは新技ハンマーロックスープレックスホールドで北米王者ガルガノ(上)をフォール(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

米WWE・NXTが配信され「ダスティ・ローズ・タッグチーム・クラシック」1回戦で、KUSHIDA(37)、レオン・ラフ(24)組が北米王者のジョニー・ガルガノ(33)、オースチン・セオリー(23)組を撃破。KUSHIDAはガルガノから3カウントを奪う殊勲で、一気に優勝候補へ躍り出た。

序盤は敵軍の連係に苦しむも、KUSHIDAはセオリーにミドルキック、ハンドスプリング弾を決めると、ガルガノも場外のDDTで一気に蹴散らし、リングに戻ると腕ひしぎ逆十字固めで攻め込む。

このピンチは2人がかりの攻撃でしのがれるも、ラフが場外へセオリーを突き落として、場外トペで分断する好アシストを見せる。KUSHIDAは孤立したガルガノに強烈なマサヒロ・タナカ(右ストレート)を決めると、相手の両腕をクロスさせて固めて、後方へ投げ捨てる新技ハンマーロック・スープレックスホールドで3カウントを奪取。見事に北米王者からフォールを奪い、2回戦へ進出した。

これで北米王座次期挑戦権もほぼ確定。2回戦は昨年大会の1回戦で敗れたグリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン=30、ジェームズ・ドレイク=27)組と激突する。すでにガルガノへの挑戦を表明しているKUSHIDAは、初優勝と悲願の王座奪取へ一気にスパートをかけ始めた。

1回戦もう1試合はルチャハウス・パーティー(リンセ・ドラド、グラン・メタリック)が、インぺリアム(ファビアン・アイクナー=30、マーセル・バーテル=30)を撃破して、2回戦へ進んだ。

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