オリックスの主砲、吉田正尚外野手(27)が22日に大阪市内の球団施設で契約更改し、8000万円増の年俸2億8000万円プラス出来高払いでサインした。
吉田正は「1年間しっかり頑張ってくれたし、タイトルも含めてお疲れ様と。今年は選手会長にもなるし、連続最下位の現実を受け入れて優勝を目指したい。1個でも多くのタイトルを目指せばチームもいい方向に行くと思う」と巻き返しを誓った。
昨季は打率3割5分で、生え抜きではイチロー以来となる首位打者を獲得。年明けから沖縄で日本ハムの西川と自主トレを行い、交渉は初めて代理人の弁護士に任せた。
前日21日の帰阪となったが「4日から沖縄に入って遥輝さんがメニューを組んでくれてハードな練習ができた。痛いところもなく、しっかりできた」と話す。
選手会長としても選手と球団の懸け橋となり「秋によくテレビで見る音頭取ってパパーってね。コロナが落ち着けば盛り上がる」と歓喜の瞬間を見据えている。(金額は推定)