室井佑月 日本そっちのけで飛び交う東京五輪開催報道に違和感「おかしい」

室井佑月

タレントの室井佑月(50)が22日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演。今年の夏に開催を予定している東京五輪・パラリンピックについて自身の見解を述べた。

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)は、21日の非公式の会合内で、無観客を含め従来通りの東京五輪開催を目指すとした。

一方、英・タイムズ紙は「日本政府は新型コロナの影響で、東京五輪を中止せざるをえないと内々に結論付けた。東京五輪は2032年の開催に焦点が当てられている」と報じるなど、開催を巡ってさまざまな情報が錯綜している。

室井は「すごいおかしいと思う」と主張。「五輪を招致したとき、コンパクト五輪でこれくらいお金を掛けて、経済効果がどれくらいあるって大々的に報じた」と指摘。「無観客だった場合、半分客を入れた場合っていうのも試算して報じなければいけない」とくぎを刺した。

さらには「五輪がきちんとできなかった場合の報道が海外から引いてきてじゃないと、報じられてないっておかしい」と、開催国が蚊帳の外になっている現状に違和感を口にした。

パーソナリティーのタレント・大竹まこと(71)は、五輪に向けた海外アスリートの動きが伝わってこないと指摘。室井は「もう、海外では『オリンピック?』って感じじゃないの」とツッコんだ。

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