「鬼滅の刃」真菰役・加隈亜衣がラジオ小説の主役に! RKB開局70周年記念「博多さっぱそうらん記」

RKB毎日放送は、創立70周年記念として3月29日から放送を予定している「RKB創立70周年記念 連続ラジオ朗読劇『博多さっぱそうらん記』」(時間未定)の主人公・福町かなめ役に、福岡県出身の声優・加隈亜衣の起用を発表した。本作は、約5分の1話を月~金曜にかけて約半年間放送される予定。

加隈は「ヒーリングっど♥プリキュア」や「キングスレイド 意志を継ぐものたち」など多数のアニメやゲームに出演している人気声優。また、大ヒットアニメ「鬼滅の刃」では主人公・竈門炭治郎の姉弟子・真菰役を演じた。現在、RKBラジオの「加隈亜衣と種﨑敦美のちかっぱしんけん!」(第1、3日曜深夜0:30)ではパーソナリティーも務めている。

ドラマは、福岡県在住の作家・三崎亜記氏が手掛けた新作SF小説で、三崎氏にとって初となる、実在の地名を舞台にした作品が原作。三崎氏は福岡県生まれで、熊本大学文学部史学科を卒業。2004年に「となり町戦争」で第17回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作と「失われた町」「鼓笛隊の襲来」で直木賞候補になった。ほか「コロヨシ!!」シリーズ、「バスジャック」「廃墟建築士」などの作品がある。

「博多さっぱそうらん記」は、1890年の「市制施行時の名前をめぐる騒動(福岡市か博多市か)」と、2016年の「博多駅前陥没事故」から着想を得て、「博多を名づける勢力が勝っていた世界」がもし福岡市にあったとしたら、その勢力が現実の福岡をも転覆しようとしているために陥没事故が起こったとしたら…という物語を紡ぐ。

【加隈亜衣 コメント】
「博多弁にもいろいろあって私が使ってたのは博多弁であっているのか…という不安もありますが、福岡の空気にどっぷりと浸かれるのはとても楽しみです。台本から漂ってくる福岡ならではの空気感をお届けできるように頑張ります」

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