ワタナベマホトを契約解除に追い込んだ「悪・即・斬」ユーチューブ文化

妻の今泉佑唯は何を思うか…

元欅坂46の今泉佑唯(22)との結婚を発表したばかりの人気ユーチューバー・ワタナベマホト(28)が22日、マネジメント事務所「UUUM」から契約を解除された。

21日にユーチューバーのコレコレ氏が自身の動画チャンネルで、ワタナベが昨年11月から未成年女性Aさんにわいせつ写真を送るよう要求していたことを暴露。これを受けUUUMがワタナベ本人を〝聴取〟したところ、概ね事実であることが判明、契約を解除された。

すると、再びコレコレ氏が自身のチャンネルを更新し、ワタナベがAさんに送ったメールを公開。その中には謝罪の言葉とともに、今泉と「離婚も考えています」という衝撃的な内容も含まれていた。

今泉は現在妊娠中で、6月にも出産予定。ネット上では身重の妻を気遣う声が寄せられている。

今回の件でわかったのは芸能界とはひと味違う、ユーチューブ界の「悪・即・斬」の文化だ。芸能プロ関係者の話。

「再生回数至上主義。ネタがあれば、リアルタイムですぐに配信され、ものすごい勢いで拡散される。これをやられては芸能プロではとても対応できない。恐ろしい時代になった」

結婚、妊娠というおめでたい話の直後だろうが関係ない。前出関係者は「ご祝儀という言葉がない。身重の今泉さんには同情するしかない」と絞り出す。

このところ芸能人とユーチューバーの熱愛・結婚がトレンドとなっている。フジテレビの久代萌美アナウンサーは、人気ユーチューバー「北の打ち師達」のはるくんと昨年末に結婚。ほかにも「アバンティーズ」そらと元欅坂46の志田愛佳、「水溜りボンド」のカンタと女優・池田エライザの熱愛が報じられた。格闘家でユーチューバーの朝倉未来もグラドルの小倉優香との交際で話題となった。

芸能界には暗黙のルールがあるが、ネット空間は無法地帯。今回の一件はユーチューバーリスクを如実に表した出来事と言えよう。

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