池江璃花子が全体6位で決勝進出 東京五輪出場の可能性も

池江(代表撮影)

競泳の北島康介杯第2日(23日、東京辰巳国際水泳場)、女子100メートル自由形の予選が行われ、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20=ルネサンス)が、56秒16の全体6位で決勝に進んだ。

予選14組に登場すると、前半から好位置をキープ。同組1位の酒井夏海(19=東洋大)に続いて、2位でフィニッシュした。

池江にとっては、今大会が復帰3戦目。初めて100メートルの種目にエントリーしたが、早くも東京五輪の代表選考会となる日本選手権(4月)の参加標準記録(56秒53)を切った。そのため、東京五輪をかけた一発勝負となる日本選手権の結果次第では、東京五輪出場の可能性も出てきた。

また、日本記録は池江が2018年11月にマークした52秒79で、東京五輪の派遣標準記録は53秒31となっている。

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