クボタケ効果は抜群だ。スペイン1部ヘタフェに加入した日本代表MF久保建英(19)がピッチ外でも存在感を発揮しているとスペイン紙「アス」が報じた。
記事の冒頭で「メディアへのインパクトは、スポーツのインパクトと同じくらい効果的。日本の何十ものメディアがヘタフェにスポットライトを当てており、ソーシャルネットワーク上での反響は指数関数的に成長している」との見出しで〝スゴさ〟を報じた。
その上で、普段ヘタフェの公式ツイッターの反応は100件程度の反応しかないというが、久保の入団を発表したツイートには、3500件以上のリツイートと1万2000件以上のいいねが集まった。さらに、同時期に移籍してきたMFカルレス・アレニャ(23)の入団会見でのビデオ視聴回数は1700回だったものの、久保の入団会見でのビデオ視聴回数は7000回を記録した。
また、日本メディアも多く集まっているといい、常時10人以上の記者・カメラマンが試合の取材をするための申請が来るというが、新型コロナウイルス禍の影響で制限を余儀なくされていると明かした。
もちろんピッチ内での評価も高く「ホセ・ボルダラス監督(56)は彼の特徴を備えたサッカー選手を必要としていた。直近の試合での2連勝は、勝利のカギとなった」と伝えている。
まさに〝日本の至宝〟と言われるフィーバーぶり。今後の活躍への期待も高まるばかりだ。