さんま 松本人志の〝組んでみたい〟発言に難色「絶対面白くないです」

明石家さんま

明石家さんま(65)が23日放送の毎日放送ラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。ダウンタウン・松本人志から「組んでみたい相手」に指名されたことについてコメントした。

松本は15日放送のフジ系「ダウンタウンなう」で、「もし違う相方と組むとしたら誰と組みたい?」と聞かれ「(明石家)さんまさんかな」と回答。「だって、もう俺何も考えんでええわけや」「先、先、ボケていってくれる、笑いを作っていってくれる」と理由を語っていた。

このことについてリスナーから聞かれたさんまは「絶対面白くないですよね」とズバリ。「俺、(島田)紳助とよくやってました。だからね、こういう2人がやると、お客さんほったらかしになるんですよ。『俺こんな話あるぞ』『俺こんな話あるぞ』っていう戦いになって、お客さんをほとんど無視で2人でゲラゲラ笑うという」と経験則を交え語った。

「笑いの作り手同士」で組むと「目の前がライバルになって、客がライバルじゃなくなる」というさんまは「松本ともそうなる可能性がある」と難色。

ただまったく興味がないわけではないようで「俺に頭叩かれようが何しようが、あいつがすっごい大ボケやったら成立するかも分からへんけど。あと、どっちがネタ作るかやな。笑いの作り方がちょっと違うんで」と思案し「お客さん相手せなあかんのに、目の前を相手してまうか。『M―1』準決勝ぐらいまでは行けると思うけどな。優勝は…」と冷静に分析した。

その上で「まああいつ審査委員長やからな。優勝できるかも分からへんわ」とジョークを飛ばし笑いを誘った。

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