この先一週間は、天気は短い周期で変化し、気温の変化も大きくなりそうだ。また、週末は北日本を中心に雪や風が強まり、冬の嵐となるおそれがある。

月曜日は全国的に洗濯日和も長くは続かず

　23日（土）から24日（日）にかけて各地に雨や雪をもたらした低気圧は、25日（月）には東の海上へ離れ、本州付近は高気圧に覆われる見込み。このため、全国的に晴れる所が多く、洗濯日和となりそうだ。

　日中の気温は、3月並みの所が多く、日曜日に厳しい寒さとなった関東なども、ホッとできる陽気となりそうだ。ただ、朝は内陸を中心に冷えるため、路面の凍結などには引き続き注意が必要となる。

　また、広い範囲での晴れの天気は長くは続かず、26日（火）には西から近づく低気圧や前線の影響で西日本を中心に雨の範囲が広がり、27日（水）は、全国的に雨が降り、東日本の内陸や北日本では雪となる所もある見込み。ただ、特に強い寒気が流れ込むことはない予想で、日差しが少なくなっても気温は平年よりも高めとなりそうだ。

週末は北日本を中心に大荒れのおそれ

　28日（木）から29日（金）にかけては低気圧が発達しながら北日本を通過し、その後は強い寒気が流れこみ、冬型の気圧配置が強まる見通し。このため、北陸や北日本を中心に雪や風が強まり、大荒れとなるおそれもある。

　また、太平洋側では晴れる所が多いものの、空気は冷たく、厳しい寒さが戻りそうだ。今後の雪や風の情報に注意し、また、気温の変化で体調を崩さないよう注意したい。

（気象予報士・佐々木聡美）