競泳の北島康介杯第3日(24日、東京辰巳国際水泳場)、女子50メートル自由形決勝が行われ、今井月(20=日本コカ・コーラ)は、25秒45で3位に入った。
接戦を制することはできなかったものの「25秒くらいで泳ぎたいなと思っていたけど、レース展開は今後につながる泳ぎができたかなと思う。よくないところはあるが、ジャパンオープン(2月、東京アクアティクスセンター)に向けて前向きに調整できると思う」と手応えを口にした。
今井の本職は平泳ぎだが、自由形のレースにも出場していく方針で、親友・池江璃花子(20=ルネサンス)らと東京五輪のリレーメンバーの代表権を争う。「リレーの代表に入れたらラッキーだなという感じ」と話しながらも「そこまでメイン種目でいくつもりはないが、平泳ぎをやりながらも自由形もしっかり速く泳げるようにしていきたい。(100メートルで)54秒くらいは出したいなと思う」と力強く決意を述べた。
東京五輪の代表選考会となる日本選手権は4月に開催予定。果たして池江と今井の親友コンビは、そろってリレーメンバーの座をつかむことはできるのか。