【全日本】ヨシタツまさかのスローガン「超闘魂」決定!目指すは〝王道ストロングスタイル〟

力にビンタで闘魂を注入したヨシタツ

全日本プロレスのヨシタツ(43)が自ら率いる王国ユニット「ヨシタツキングダム」の2021年スローガンを「超闘魂」に定めた。

24日の全日本プロレス後楽園ホール大会で、ヨシタツは王国メンバーの〝力道山3世〟力(39)、提携関係のランズエンドを率いる崔領二(40)と組んで6人タッグ戦に出場。しかし奮闘むなしく力が久々の復活を遂げた佐藤耕平&石川修司の「ツインタワーズ」の集中砲火の餌食に。最後は耕平のパイルドライバーで突き刺され3カウントを聞いた。

すると試合後、ヨシタツがまさかの行動に出た。力に「お前、ちょっと〝闘魂〟が足りてねえんじゃねえか?」と詰め寄るとビンタを一閃。文字通り闘魂を注入すると「俺が目指すのはこれ、〝王道ストロングスタイル〟だ。1、2、3、We can do it!」と叫びリングを降りた。

その後、ヨシタツは王道のリングであえて闘魂やストロングスタイルといった言葉を引用した理由について「あれは俺の今年の意思の表明です。俺は王道に闘魂を持ち込む。それは俺にしかできないことじゃないですか。それを俺は〝超闘魂〟と呼んでヨシタツキングダムのスローガンにして戦っていきたい」と説明。力をビンタしたことについて「〝闘魂〟アントニオ猪木と〝王道〟ジャイアント馬場の始祖である力道山先生の孫をビンタしたっていうのは、そういう意思表示ですよ」と小鼻を膨らませた。

昨年は所属メンバーのケガや離脱に泣かされた王国だが、今年こそ結果を残せるか。

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