ベガルタ仙台、きょうから宮崎キャンプ 手倉森監督「あらゆる部分を鍛え直す」

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石野GKコーチ(右)と練習を見守る手倉森監督

 J1仙台は25日から宮崎県でキャンプに入る。1次は2月3日まで西都市、2次は4~14日に延岡市、3次は15日から宮崎市で実施。27日にはアウェーで広島とのリーグ開幕戦を迎える。手倉森監督にキャンプへの意気込みなどを聞いた。
 -キャンプを目前にした今の心境は。
 「自分やチームには『戦いへ挑む姿勢でいくぞ』と言い聞かせている。1カ月後には開幕するので、キャンプにいくという意識では駄目。いつもより期間が短いので、効率よくチームを高めていきたい」
 -どのようなキャンプにしたいか。
 「まずはチームの一体感を育みたい。そのためには、やるサッカーに同じ絵を描かせる必要がある。攻守の共通理解を高め、仙台の目指すところと社会的な役割を共有したい」
 「練習のテーマは、強くなること。フィジカル、技術、戦術、メンタルなどあらゆる部分を鍛え直す。加えて、ただ練習するのではなく『勝利のために』という意識を持つ必要がある」
 -重点を置く練習は。
 「プレーと判断のスピード。そして、ボールを奪う、相手を破る、ゴールを決めるといった攻守の仕掛けも高めないといけない。仙台にボールを持たれたら、怖いと思わせたい」
 「昨季は勝てなかった時の自信のなさから、ミスをしないような、プレーのためのプレーが目に付いた。一方、勝った試合は選手がチャレンジしていた。持っている武器を一人一人の意識で、より鋭くしていかないといけない」
 -期待している選手は。
 「全員。いろいろなものを取り戻そうとしているクラブなので、みんながその中心になるんだという自覚が必要。選手には満遍なく声を掛け、どの相手に、どの武器が効くかというのを見極めていきたい。一人一人の自覚が高まれば、このクラブはまた、被災地の希望の光になれる」
 -新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況でのキャンプになる。
 「警戒しながら、その生活様式を自分たちのものにしないといけない。そこにストレスがかかるようでは、いい仕事をするための障害になる」
 「コロナ下で窮屈な生活を強いられている人がたくさんいる中、Jリーグの社会的な役割は大きい。素晴らしいプレーや戦いを披露したい」