【24日】長崎県内3市 13人感染 佐世保で1人死亡

24日発表の市町別感染者数(左)と新型コロナウイルス感染者の入院状況(23日午後7時現在)

 長崎県と長崎、佐世保両市は24日、県内3市で新たに計13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。佐世保市は入院治療中だった1人が23日に死亡したことを明らかにした。県内の感染者は計1408人、死者は計20人となった。
 長崎市では、市教委女性職員の感染が判明。業務上、市民との接触はないという。十善会病院は新たに職員2人、入院患者1人の陽性を確認。同病院関係は計18人になった。関係者1人が感染し、一部学級閉鎖していた市立小学校については、接触者全員の陰性を確認。25日から通常再開する。
 佐世保市では、クラスター(感染者集団)が発生している高齢者福祉施設「長寿苑」で新たに利用者1人の感染が分かり、計20人となった。別の高齢者福祉施設の60代男性職員の感染も判明した。
 また、五島市社会福祉協議会は同社協富江支所の職員1人が感染したと発表。職員は20~22日に計15軒の利用者宅を訪問して入浴介助などに当たっていた。同支所は24日から2週間をめどに、訪問介護事業と通所介護事業を休止する。


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