長崎県高校新人大会 サッカー 国見 11年ぶり頂点 

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【男子決勝、創成館-国見】後半15分、国見のMF北村(背番号10)が2点目を決め仲間と喜ぶ=雲仙市、国見総合運動公園多目的芝生広場

 長崎県高校新人大会は24日、各地で3競技が行われ、サッカー男子決勝は国見が創成館に2-0で競り勝ち、11年ぶり23度目の優勝を飾った。両校は九州新人大会(2月20~22日・島原市)に出場する。

◆伝統校 復活の予感

 強い国見が帰ってきた。サッカー男子は「層の厚さ」という強みを発揮した国見が、新チーム最初の県大会を制した。主要県大会の優勝は2010年秋の全国高校選手権県予選以来。木藤監督は「まだまだ通過点だけど、目標を達成できた大会だった。子どもたちの成長を感じた」と静かに喜びをかみしめた。
 ターニングポイントになったのは準決勝の長崎日大戦。2回戦、準々決勝を大勝してきた国見にとって、力が拮抗(きっこう)する相手からどう勝利をもぎ取るかが問われていた。想定通りに、試合は狙った形を出せないまま接戦に。その中で前半終了間際のセットプレーで先制すると、終盤は猛攻に耐えて勝ちきった。「1-0はある意味で自信になった」(木藤監督)。手応え十分で迎えた3時間後の決勝は、2-0の快勝で締めた。
 昨年は上位リーグのプリンスリーグ九州に参戦。同年代の強豪チームに大敗し、起用選手や戦術に幅を持たせることの大切さを痛感した。苦い経験を糧に、今大会は登録20選手中18人を起用。接戦でも思い切りよく選手を替え、ポジションを変えながら選手の成長を促した。
 主将のDF山田は「全国に行くのが目標。変わらないといけない」と課題を挙げたが、今大会は常に試合の主導権を渡さず、4試合を戦って17得点1失点。内容と結果は伝統校の復活を予感させた。