小泉孝太郎&松下由樹の“迷コンビ”が連ドラで帰ってくる!「警視庁ゼロ係」Season5が決定

テレビ東京系では4月クールの「金曜8時のドラマ」枠で、「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜Season5」(金曜午後8:00、開始日未定)を放送することが決定した。なお、本日1月25日には、シリーズ初のスペシャル「〜出張捜査スペシャル」(午後8:00)がオンエアされる。

本作は、警察小説や時代小説を生み出す富樫倫太郎氏の「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社)をドラマ化。杉並中央署「なんでも相談室」(通称・ゼロ係)の“空気は読めないが事件は読める”エリートキャリアで究極のKY刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、“男まさりで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)の“迷コンビ”による人気シリーズで、16年1月クールから放送が始まり、19年7月クールにSeason4が放送されている。連続ドラマとしては同枠初のシーズン5で、小泉、松下にとっても連ドラ出演作でシーズン5は初となる。

毒舌の事務員・本条靖子役に安達祐実、岩手なまりが抜けないゆとり世代の巡査・太田文平役に戸塚純貴、ムードメーカーだが酒乱の係長・横山建夫役の片岡鶴太郎も引き続き登場。新キャストなど、続報にも注目したい。

新シーズン決定を受けて、小泉は「シーズン5の実感はまだあまりピンと来ないんです。21年も冬彦を演じられるんだという喜びはもちろん、寅三先輩はじめ、ゼロ係メンバー、そしてチーム『ゼロ係』のこれまでずっと支えてくださったスタッフの皆さんに再会できる喜びももちろんあります。ただ、ここまでシリーズを続けさせてもらえることは本当に想像もしてなかったので。ここまでシリーズ来ちゃったか(笑)フフフと笑みがこぼれた自分がいました」と喜びが隠せない様子。

そして「この数年間“『ゼロ係』大好きなんです”というファンの方々の生の声をたくさん聞けたことはとてもうれしく、励みになりました。今まで楽しみに見続けてくださった方々の気持ちを大切に、チーム『ゼロ』係にしかない刑事もののドラマをシーズン5でも完成させたいです。冬彦は任せてください! 明日からでも今からでも、すぐに気持ち込めて演じられる自信ありますから(笑)」と豪語した。

松下は「ついに『ゼロ係』がシーズン5まで来た〜! と叫びたいほどうれしいです! 私自身連続ドラマのシリーズ最多は『ナースのお仕事』(フジテレビ系)のパート4まででしたので、それを越して長く作品が続いて参加できることに感謝しています」と喜びをコメント。

シリーズ継続について「警視殿(冬彦)やゼロ係メンバーに会うと、安心感と新鮮味がいつもあり、同じ役を長く演じていても毎回楽しいです。皆さんから『寅三先輩』と声をかけてもらえるのが多くなったのも『今だけタメ口よろしいでしょうか?』のお決まりのセリフを覚えてもらえるのも、長く演じさせてもらえたからこそです。口は悪いけど根は熱い寅三を今回も楽しく演じたいと思います。警視殿はじめゼロ係メンバーは面白く、サスペンスは骨太に、シーズン5も楽しく見応えあるドラマになると思います。期待していてください!」と意気込みと共にアピールしている。

1月25日放送の「~出張捜査スペシャル」では、ゼロ係に6歳の男の子・下柳優太(鳥越壮真)が訪ねて来る。優太の父親が営んでいた工場の従業員・井上美優(小野真弓)に詳しい事情を聞くと、父は2週間前に病死し、母は6年前から行方不明で、優太は静岡にある大企業の会長で祖父の龍神剣一郎(浜田晃)に引き取られることになっていた。ところが、龍神は冬彦らとテレビ電話で話している最中、突然意識を失い絶命してしまう。

調べを進めるうちに、冬彦は以前調べた龍神家の言い伝えを思い出す。そんな中、龍神の死因が毒殺だと判明。冬彦と寅三は、優太の叔母で龍神の長女・龍神薫(とよた真帆)から、優太を連れてきてほしいとの依頼もあり、静岡に出張捜査へ。静岡県須那郡の龍神家を中心にした一帯では江戸時代から怪事件が続き、人々はそれを“龍神の呪い”と呼んでいたのだ。もしや龍神の死も呪いなのか? 謎が謎を呼ぶ奇妙な難事件にゼロ係が挑む。

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