板垣瑞生が森蘭丸役で「麒麟がくる」に登場。「僕の演技で信長のカッコよさを伝えたい」

長谷川博己が主演を務め、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8:00ほか)の1月31日放送・第43回から森蘭丸役で出演する板垣瑞生が、意気込みや自身の見どころを語った。

同作は、戦国武将の明智光秀(長谷川)を主人公に、織田信長(染谷将太)、豊臣秀吉(佐々木蔵之介)、徳川家康(風間俊介)ら歴史に名を残す戦国大名たちが英傑となっていく姿を描くもの。板垣は、信長のそばで仕えた家臣の蘭丸を演じる。

板垣は、「以前(同局の)『精霊の守り人』でお世話になった方々が、今回『麒麟がくる』のスタッフさんの中に何人かいらっしゃったこともあり、『エール』を撮影していた時はスタジオが隣だったので本当は見に行きたかったのですが、なかなか行くことができませんでした。少しでもいいから出演したいなと思っていたところだったので、すごいご縁だなと思いました」と関わりがあった作品との結びつきに驚いた様子。

蘭丸を演じるにあたり「信長の背中を一番近くで見ている人で、実際に僕も染谷将太さん演じる信長を後ろからずっと見ています。今と違って当時は太陽の光しかない世界ですから、その太陽の光を全身に浴びてかっこいい人、『太陽を味方につける人』が天下を取っていくんだなと思いながら演じていました」と過去に思いをはせながら撮影に臨んだことを明かす。さらに、「蘭丸は信長を献身的に支えます。信長をすごく怖がっていますが、信長に憧れて背中を追いかけ、信長が一番幸せでいられる状態を作ってあげたいと思っている、若さあふれる人物として今回演じさせていただきました!」と役柄に対する解釈を語る。

そして「クライマックスの本能寺の変は、本当にこれ以上ないものにしたいと思いながら演じました。信長を一番近くで慕っている人から見ると、信長ってこのように見えるんだな、本当にかっこよかったんだなと、僕の演技から視聴者の皆さんに感じていただけるとうれしいです」とアピールしている。

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