韓国代表FW黄喜燦にプレミア行きの可能性

ライプチヒの韓国代表FW黄喜燦(ロイター)

ドイツ1部ライプチヒの韓国代表FW黄喜燦(24)が、イングランド・プレミアリーグのウエストハムに期限付き移籍する可能性が浮上している。

黄は将来のエース候補としてドイツの強豪ライプチヒに加入し、今季から5年契約を結んだ。しかし期待された今季は11月の韓国代表の活動期間中に新型コロナウイルスに感染して重症化し、後遺症などから復帰が遅れた。現在は復帰を果たしたが、不在の間にレギュラー落ち。本人はもちろんチームも今後の成長を見据え、出場機会を得るためレンタル移籍を模索することになった。

そうした状況で、ドイツ紙「キッカー」が「ライプチヒが黄のローン先を探しており、ウエストハムが関心を寄せている」と報道。プレミア行きの可能性が出てきた。

ウエストハムは現在7位で上位とも差はなく、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権も視野に入れている。後半戦の躍進を見据えて攻撃陣の補強を検討しており、身体能力の高い黄に白羽の矢を立てたのだ。

ドイツのハンブルガーSVから強豪を経て、プレミアリーグへと渡るパターンは韓国代表の先輩FW孫興民(28=トットナム)と同じ。黄がイングランドでブレークすれば、森保ジャパンにとって〝最恐コンビ〟の2トップとなりそうだ。

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