マルセイユ監督の解任秒読みか DF長友佑都&酒井宏樹の去就に影響大

マルセイユのビラスボアス監督(ロイター)

フランス1部マルセイユのアンドレ・ビラスボアス監督(43)の解任論が高まっており、日本代表の左右サイドバックの処遇にも大きく影響しそうだ。

2021年に入って1勝1分け3敗と低迷し、指揮官の更迭がささやかれている中、スペイン紙「アス」は、マルセイユがスペイン1部バルセロナを指揮していたエルネスト・バルベルデ氏(56)をリストアップしており、新監督の最有力候補と報じている。そこで懸念されるのは日本代表DF長友佑都(34)と同酒井宏樹(30)だ。

昨季までトルコ1部ガラタサライで干されていた長友は、ビラスボアス監督から指名を受けて入団した新戦力だが、地元メディアの「ラ・プロバンスは「若手を信頼せずに、34歳を迎えた日本人でキャリアの終盤にいる選手を使うことに何の意味があるのだろうか」と疑問を投げかけるなど批判にさらされている。

また、酒井も2016年に加入もフランス語を話せないことへ批判が出るなど、そのパフォーマンスを含めて評価は下降線だ。そんな中、2人を起用してきた指揮官が退任するとなれば、主力から降格される可能性は高い。日本代表OBも「特に長友はパフォーマンスが落ちているから、難しくなるかもしれない」と指摘する。

マルセイユの動向とともに批判が噴出している日本代表サイドバックの2人の今後も気になるところだ。

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