新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で25日、新たに11人の死亡と、10歳未満～90代の男女351人の感染が確認された。県内の死者数は累計400人を超えた。新規感染者のうち181人が感染経路不明。1日の新規感染者が400人を下回ったのは、1月3日以来22日ぶり。
相模原市によると、死亡した同市内の90代男性は県の入院基準で「入院相当」に該当せず、自宅療養していた。
県によると、横浜市の100歳代女性はクラスター（感染者集団）が発生していた市内の有料老人ホームに入所しており、14日に陽性と判明。24日に老衰のため死亡した。同市によると、クラスターが発生した別々の高齢者施設に入居していた90代女性の3人が死亡した。川崎市でも、いずれもクラスターが発生していた有料老人ホームの入居者だった90代の男女3人が死亡した。
横須賀市内の幼稚園では女児2人の感染が判明。同園では職員3人を含む計6人の感染が確認され、市はクラスターと認定。同園は25日から休園している。
茅ケ崎市では同市内の県立高校の10代男子生徒が感染し、当該校での感染者は7人目。県教育委員会は感染した生徒のクラスを2月1日まで学級閉鎖とした。
1月24日時点の県内の重症入院患者は114人で、前日の116人に次いで2番目の多さ。
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横浜刑務所は25日、30代と60代の男性受刑者計2人が新たに感染したと発表。同刑務所関係の陽性者は計106人（隣接する横浜拘置支所の職員2人含む）となった。
在日米海軍厚木基地も基地関係者1人の感染を新たに確認したと発表した。
