J1のFC東京が悲願のリーグ制覇を成し遂げるためのカギは〝スタート〟にありそうだ。
2019年シーズンは好調な滑り出しを見せたが、終盤に失速してリーグ2位止まり。2020年シーズンもリーグ6位に終わるなど、悔しいシーズンを過ごしている。
25日には新体制発表会を開催。その後のオンライン取材で長谷川健太監督(55)は「1つのタイトル(ルヴァン杯優勝)を取ることは大きな自信につながる。でも、それが過信につながったら何にもならない。つかみかけた自信を確信に今シーズン変えられるか。そのためにリーグ優勝というタイトルが必要だと思う」と決意を述べた。
だからこそ、選手らには「スタートが大事。今日は選手たちにリーグ戦のスタートが大事だと伝えた。そのためには(開幕まで)あと5週間ないので、今日の練習から100%でやっていこうと伝えた」という。MF東慶悟(30)も「監督も話していたが、何より大事なのはスタートダッシュ。そこをしっかりやれるかどうかでだいぶ変わってくると思うので、キャンプが重要になってくる。いいキャンプにしていいスタートを切れるようにしたい」と目をぎらつかせた。
黄金時代の構築へ、さらなる飛躍を遂げることはできるか。