アンジャ渡部「舞台前座から再出発」「行列特番でテレビ復帰」の再起プラン

再起プランが浮上したアンジャッシュ・渡部建

「アンジャッシュ」渡部建(48)が〝若手新人扱い〟に甘んじて再スタートを切るという情報をキャッチした! すでに相方・児嶋一哉(48)の内諾も得ているという。渡部といえば「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)の年末特番でシレっと復帰しようとして大炎上し、慌てて開いた火だるま会見で再起不能寸前に…。テレビでの復帰は断念したかに思われたが、ここにきて初心に帰り、舞台前座からの再出発を決意!〝あの番組〟への返り咲きも見据えているというから驚きだ。

渡部が複数の女性と不倫していたことが明らかになったのは昨年6月のこと。あろうことか、障がい者や妊婦などが使用する多目的トイレでもハレンチ不倫に溺れていたことが発覚し、バッシングの雨アラレとなった。

「最初に報じた『週刊文春』のインタビューには応じたものの、会見を開くことなく、芸能活動を自粛。これについても批判が相次ぎました」とはワイドショー関係者。

事態が動いたのは11月。渡部が昨年大みそかの日本テレビ系特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない 大貧民GoToラスベガス24時!」で復帰することが一部で報じられると、「謝罪会見すら開いていないのに復帰か」と批判の矛先は日テレにも及んだ。

事情通が声を潜める。

「放送するかどうか、局内を二分するほど大モメにモメました。世間の反発は想像以上で日テレはもちろん、スポンサーに対し、渡部の出演シーンを使用しないよう一部のネット民からクレームも入りました。地上波だけカットし、子会社のHuluで有料配信するプランもあったが、それも見送りになった」

渡部は同番組恒例の〝バスネタ編〟に登場し、東野幸治と後藤輝基の3人で、つり革につかまりながらコントを披露する予定だったという。

渡部は12月3日に謝罪会見を開いたものの、大炎上。世間の納得が得られず、復帰の道をさらに遠ざける結果になった。

「会見後、心身ともに参った渡部は自宅マンションに閉じこもる日々。体重もさらに落ち、げっそりして別人のようになった。親しい仲間には『毎日、悪夢を見ているようだ』と話していたそうです」(芸能関係者)

一時は芸能界を引退し、放送作家やプロデューサーなど裏方転向も視野に入れていたというが、本紙の取材によれば、最終的には芸人として再スタートを切ることで腹をくくったようだ。

「アンジャッシュとして、所属する人力舎のライブに新人芸人と同じ扱いで出場するそうです。しかも、まずは前座からのスタートで、相方の児嶋にも内諾を得たそうですよ。初心に帰り、もう一度原点であるコント芸をやろうということです」(前出の事情通)

事前告知せずにサプライズでの登場を予定。2人が真剣にコントに打ち込む姿を見せ、笑いを含めて観客に厳しくジャッジしてもらうという。

当然、ツイッターなどSNSで前座としての出演情報は拡散されるだろうが、その反応が本格復帰に向けての判断材料にもなるだろう。

さらに、その先には一度は遠ざかったテレビ復帰も見据えているとか。

「渡部がレギュラーを務めていた『行列のできる法律相談所』ゴールデンウイーク特番が、5月に放送される予定です。舞台での復帰次第にはなりますが、世間が芸人として努力する渡部を認めるムードになれば、5月の特番での復帰を検討する動きがある」(前同)

渡部がレギュラーを務めていたTBS系「王様のブランチ」や「ヒルナンデス!」は正式に降板が発表されているが、現時点で「行列――」は〝未定〟。このことからも分かるように、渡部の復帰するタイミングを番組サイドは模索しているのは間違いない。

コンビとしての復帰をかけた新たなコントは、どんなネタになるのだろうか。

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