心に癒しと力を与えるあかりを灯す『小樽雪あかりの路』  【小樽市×Domingo】

みなさんこんにちは。
Domingoでは、1/26(火)〜2/7(日)の期間、SNOW MIKU 2021とのコラボキャンペーンを実施中!

『Domingo × SNOW MIKU 2021』の舞台は、小樽市。
小樽市では毎年、雪景色が美しい2月に、まちにろうそくの灯りを灯す『小樽雪あかりの路』が開催されています。
ということで、今回のキャンペーンでは『小樽雪あかりの路』オリジナルグッズセットを抽選で5名様にプレゼント!
プレゼントキャンペーンについては、記事の後半でお知らせします。ぜひ最後までお読みくださいね。

今回は、小樽の冬の風物詩である『小樽雪あかりの路』について、雪あかりの路 実行委員会 検討委員長 近藤 修弘さんにお話を聞きました。

『小樽雪あかりの路』とは?

『小樽雪あかりの路』は、キャンドルの灯火が古い街並みを優しく照らす幻想的なイベントです。
日が暮れる17時から辺りが真っ暗になる21時まで、小樽運河や手宮線跡地をメーン会場として市内全域で、手作りのあたたかい灯りがまちを包み込みます。

運河会場
手宮線会場
天狗山会場

今年で23回目となる小樽雪あかりの路は、1999年、小樽のまちに活気を取り戻そうと、市民有志により始まりました。

例年、10日間ほどの開催でなんと約50万人もの方々が訪れ、美しいまちの景色やあたたかい光を楽しみます。

道内各地のみならず、東京や京都、また台湾や中国、韓国など海外から来る方も多く、交流の場ともなっているのだそうです。

『雪あかり』に込められた想い

冬の北海道の風物詩である『小樽雪あかりの路』の始まりは、小樽が持つ歴史と深い関わりがあります。
小樽の発展は1869年、札幌に開拓使が設置されたことから始まります。

小樽港は北海道開拓の最も重要な港湾として位置づけられ、北海道の玄関口として発展、取り扱う荷量が多くなったことから小樽運河が誕生しました。

また内陸部の幌内炭山から石炭を輸送するため、1882年には北海道初の鉄道「官営幌内鉄道」も開通。石炭の集積地・積出港としての役割も大きく膨らみ、小樽はさらに発展していきました。

しかし1960年代、エネルギー革命により石炭の需要は減少し北海道の石炭鉱山は次々と閉山、小樽の街は急速に衰退。
また、百貨店や量販店などの大規模店舗が増え、小規模な店舗は苦境に立たされました。

「この苦しみを乗り越えて、小樽に活気を取り戻したい。そのためにこれから先、まちのみんなで協力しあい励ましあって頑張っていこう。雪あかりは、そんな思いから生まれた市民活動だったんです。」

こうして1999年、小樽ならではの冬のお祭りとして、『小樽雪あかりの路』が生まれました。

第1回 小樽雪あかりの路 ポスター

まちを想う人たちから始まった雪あかりは、今年で23回目を迎えます。

「雪あかりは、ボランティアスタッフの目に見えない努力が原動力となって作り上げられているんです。」

ボランティアスタッフの中には、雪あかりが始まった当初から参加している方もいれば、地域の小学生、京都の大学生のグループ、毎年1ヶ月ほど休暇を取って来る台湾の社会人の方まで、年齢も地域も様々な方々がいるのだそう。

例年、延べ2,000名ほどの方々がボランティアスタッフとして参加し、スノーキャンドルの作製やろうそくの点火・見守りなどを行ってくれています。

ボランティアの方々が火を灯していく

『小樽雪あかりの路』は、たくさんのスタッフの「想い」と「努力」無しには成し得ない手作りのあたたかいイベントなのです。

(※2021年の開催では、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、例年行なっていたボランティアの募集を行いません。)

2021年、コロナ禍での開催

第23回 小樽雪あかりの路 ポスター

■開催日時
2021年2月12日(金)〜2月14日(日)

■開催会場
・メーン会場:「運河会場」「手宮線会場」
・準メーン会場:「小樽芸術村会場」「天狗山会場」

■イベント情報をDomingoで見る
小樽雪あかりの路

新型コロナウィルスの影響で、苦しい思いをした方も多かったここ1年間。
『小樽雪あかりの路』は縮小開催を余儀なくされたものの、開催するという道を選びました。

雪あかりはもともと、まちの衰退というピンチを乗り越えるために始まったイベント。こんな状況だからこそ、雪あかりが持つ力強さが多くの人の心に火を灯すのではないか。

「あかりは、コロナ収束への祈りと、ひとを癒す力を持っています。」

そんな想いから、今年は自宅などでそれぞれあかりを灯す『あかり人』を募集することにしました。

「雪あかりは、小樽だけのものだとは思っていません。全国各地にこの輪が広がっていくといいなと思っています。」

小樽にお住まいでも、そうでなくても、期間中にはご自宅でろうそくを灯してご自宅から参加してみるのはいかがでしょうか?

また、今年から新しく『Eternal Snow Wedding』という企画が行われます。
「コロナに負けない未来を!」として、結婚式を予定していながら断念されたカップル1組を招待し、雪あかりの中で結婚式を挙げられるというもの。

今年は結婚式を開催できなかった方々も多かったこと、これまでの『小樽雪あかりの路』にて、プロポーズやウエディングフォトの撮影をするカップルも多かったことからこのロマンチックなシチュエーションの結婚式を企画することにしたのだそうです。
現在も参加者を募集中とのことですので、気になる方は下記のリンクより詳細を確認してみてくださいね。

■詳細はこちら
Eternal Snow Wedding

キャンペーンで当たる『オリジナルグッズセット』とは?

今回のプレゼントキャンペーンでは、応募いただいた方の中から抽選で5名さまに『小樽雪あかりの路 オリジナルグッズセット』が当たります。
このセットの中身を見てみましょう!

①ワックスボウル

ろうで出来た球体で、中は空洞になっています。キャンドルを中に置いて灯すと、やさしい光が浮かび上がります。
ボランティアスタッフが一つ一つ丁寧に手作りしたもので、外側にあしらわれた草花がとても素敵です。

②オリジナルろうそく

『小樽雪あかりの路』に合わせて作られたオリジナルろうそくです。
北海道初のロウソク製造会社として1936年に小樽市で創業した「株式会社 フジ本 芳川商会」が製造しています。

③オリジナルミニ浮き玉

オリジナルのミニ浮き玉です。
お土産用として作られたものに比べてガラスに厚みがあり、硬く作られています。
実際に漁で使われていた浮き玉を使った、貴重なグッズです。

④20周年記念誌

これまでの『小樽雪あかりの路』の歴史やポスター、フォトコンテスト入賞作品などが丁寧にまとめられた一冊です。
ワックスボウルの作り方なども掲載されているので、おうちでも雪あかりを楽しむことができそうです。

お家にいながら「小樽雪あかりの路」のぬくもりを感じられる素敵なセットです。
Domingoアプリからのご応募をお待ちしております!

応募方法・条件等はこちらを必ずお読みの上、ご応募ください。
「Domingo × 小樽雪あかりの路」プレゼントキャンペーン実施概要

まとめ

『小樽雪あかりの路』が始まったきっかけや今年の内容、いかがでしたでしょうか?

小樽の活気を取り戻そう、ピンチを乗り越えようという想いが集結してできたイベントだったのだと知り、Domingo編集部は胸が熱くなりました。

ぜひキャンペーンに応募して、『小樽雪あかりの路 オリジナルグッズセット』を当ててみてくださいね!

© クリプトン・フューチャー・メディア株式会社