低気圧や湿った空気の影響で、26日（火）午後は西日本でさらに雨の範囲が広がる見込み。今夜は四国の太平洋側で、雷を伴った激しい雨の降るおそれがあるため、落雷や突風に注意が必要だ。雨の範囲は次第に東へ広がり、東海や北陸は今夜以降、関東でも遅い時間には天気が崩れる見通し。
27日（水）気温高い
27日（水）は西から天気が回復し、午後は九州や四国で晴れる所が多くなりそうだ。東日本の太平洋側も、雨は早い時間に止む所が多いが、関東の南部沿岸は昼過ぎまで雨が残り、局地的に雷を伴い雨脚が強まる見通し。また、北日本は北海道を中心に、午前中は雪や雨の強まる所がありそうだ。全国的に気温が高めで、関東から西は日中、15℃を超える所がある見込み。
28日（木）寒くなる
28日（木）は西日本の太平洋側で晴れる所もあるが、東・北日本は雲が多めで、遅い時間ほど天気の崩れる所が多い見通し。東・北日本を中心に気温の下がる所が多く、28日（木）夜遅くは関東でも雪の降る可能性がある。また、28日（木）の夜以降は、前線の通過や寒気の影響で西日本の日本海側でも、雨や雪の範囲が広がりそうだ。
29日（金）～30日（土）天気荒れる
29日（金）は発達する低気圧が日本海から北日本へ進み、日本付近は30日（土）午前にかけて冬型の気圧配置が強まる予想となっている。このため、日本海側は雪や雨の降る所が多く、風が強まり荒れた天気となる見通し。強い寒気の影響で、山沿いを中心に大雪のおそれもあるため、今後の気象情報に注意が必要だ。なお、全国的に、31日（日）朝にかけて気温の低い状態が続く見込み。 （気象予報士・高橋和也）
