【NBA】渡辺雄太は今季最高の9得点もラプターズはペイサーズに敗れる

渡辺雄太(ロイター=USA TODAY)

25日(日本時間26日)の米プロバスケットNBAで、トロント・ラプターズはインディアナ・ペイサーズに114―129で敗れた。

渡辺雄太(26)は15分42秒の出場で、今季最高の9得点。さらに5リバウンドと1スチールを記録した。

渡辺は第1クオーター(Q)の終盤からコートに立ち、第2Qの開始早々にはインサイドへの力強いドライブでファウルを誘い、これで得たフリースローを確実に2本とも決める。

前半は60―70とリードされて折り返したラプターズだが、第3Qの残り3分9秒には渡辺が24秒ルールぎりぎりで相手ディフェンスをかわしながら打ったスリーポイントシュートを決めて86―86の同点に追いつく。

渡辺は残り7秒にオフェンスリバウンドからそのまま得点。さらに残り0・1秒でもオフェンスリバウンドに飛び込んで相手のファウルを誘う。
これはクオーター終了かどうかを審判がビデオで確認するほど微妙なタイミングだったが、終了前と認められ、このフリースローも2本とも決めた。

渡辺の連続得点で、97―98の1点ビハインドで第4Qに入ったラプターズだったが、ここからシュートが絶不調。中盤以降に一気に突き放され、前日との同一カードでの連勝はならなかった。

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