SDGs私募債 県内4社発行分宮銀が引き受け

 宮崎銀行は25日、県内4社が発行した「みやぎんSDGs応援私募債(愛称・With未来)」計3億8千万円を引き受けたと発表した。
 同私募債は企業のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを応援するもので、同行が引受手数料の一部を活用。日本赤十字社県支部など7団体へ3、9月末に金銭を寄付する。
 発行した4社の名称と本社所在地、発行額、取り組み内容は次の通り。内容の詳細は同行ホームページで。
▽太信鉄源(宮崎市、河東光浩社長)3千万円、大規模スクラップヤードを活用した産業廃棄物処理や自動車パーツの再利用販売などを通じた循環型社会の実現

▽持永木材(都城市、持永光志社長)2億円、地域工務店と連携した空き家対策・住宅リフォーム事業の展開

▽丸宮建設(同、河野一治社長)1億円、ISO認定の取得や準拠したマネジメントシステムの構築などによる環境保護、労働安全衛生リスクの軽減

▽前田産業(日向市東郷町、前田隆雄社長)5千万円、バイオマス発電用木質チップ製造による再生可能エネルギーの活用推進

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