FC琉球から浦和移籍のMF小泉、新天地で始動 ロドリゲス新監督も声張り上げ活気

 金武町内で25日、練習をスタートさせたJ1の浦和レッズ。元日本代表のMF阿部勇樹やDF槙野智章のほか、FC琉球から今季移籍したMF小泉佳穂が元気よくプレーしていた。

 ジョギングやストレッチで体をほぐした選手らは、ロングボールなどを止めたり、蹴ったりする基本プレーを確認。その後、少ないタッチでつないでサイドに展開する攻撃を入念に練習した。徳島ヴォルティスをJ1昇格に導いたリカルド・ロドリゲス新監督が、常に声を張り上げ、練習は活気に満ちていた。小泉はゲーム形式の練習でボランチに入りボールを循環させる起点となるなど早速チームになじんでいる様子。表情に硬さは残るものの、笑顔を見せていた。

 既にキャンプインしているファジアーノ岡山のFW上門知樹(与勝高出)やDF徳元悠平(那覇西高―城西国際大出)のほか、25日にはジェフユナイテッド千葉の田口泰士(小禄中―流通経済大柏高出)が沖縄入り。県勢も地元で開幕に向け走りだしている。

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