DIYでトイレ小屋を作ってみた【配管編】

DIYでトイレ小屋を作ってみた【配管編】

完成写真

レシピの概要

かかった費用

20000円

所用時間

1日

材料

VU管100×3m(1本)
VU管エルボ45°・35°・90°(角1個)
ジャバラVP管100VP1800mm(1本)

工具

金ノコ
ディスクグラインダー
塩ビ用接着材

作り方

STEP1

前回までの作業でトイレタンクの設置と便器下の配管アダプターまでは接続できたので、その先の配管を繋げていきます。

STEP2

タンク下の床下に入れる管には透明のエルボパイプを見つけたのでこれを使ってみることに。詰まりの確認やメンテナンスがしやすくなりそうです。

STEP3

その先に繋げるパイプはVU管を使用しました、排水には高い水圧がかからないので厚手のVP管ではなくVU管で問題なさそうです。パイプカッターが無いので前の工程と同じガイドを使い金ノコで切断して長さを合わせます。

STEP4

これをトイレの床下から外に出していきます。トイレから4mくらいのところに浄化槽の中継用マンホール(自宅専用)があるので、そこに落とし込む作戦です。その位置が中継地点となり、その先の浄化槽(3段階の浸透槽)で汚水が分解されます。

STEP5

マンホールまでに凸凹があるので、エルボ管だけでは困難。メンテナンス時にパイプが動かせなくなる。ということで1本15000円くらいする「エバフリーAFP100 VP1800mm」というジャバラのVP管を(高くて悩んだ末に)購入。他のパイプは数百円~1000円程度なのに...でも無理して失敗したくないので、しかたありません。

STEP6

そのジャバラ管とエルボを組み合わせて繋いでいきます。微妙に角度の違う45°と30°のエルボの合う方を現物合わせで選別します。

STEP7

90°のエルボとジャバラを合わせるとこうなります。角度がつきすぎるので45°のほうがスムーズに流れてくれそうです。

STEP8

だいたいこんなかんじ、という配管をイメージしながら配置してみました。外にこんな配管している家は見たことないのでw 普通ではありえないと思いますが、自分の家で、自分でやるDIYだからこそできる配管?かもしれません。

STEP9

水平器でパイプを水平にするのではなく、先端の角度が下に下がるように設置しました。そのほうが流れやすくなるはずなので。

STEP10

位置がだいたい決まったらマンホールにこの配管を通さなくてはならないので、思い切ってドリルで穴を開けていきます。100mmのホールソーは持っていないので、マーキングした円周に反っていくつも穴を開けていきます。

STEP11

ドリル穴を目印にジグソーで丸く切り抜いていきます。このマンホールの材質は詳しくわかりませんが、陶器や金属ではなく樹脂のような素材です。

STEP12

思ったよりスムーズに円形の穴を開けることができました。

STEP13

100mm管といっても実際の外周は100mmではなく114mm前後なので、現物合わせで開けてあとはヤスリで整えながら調整したほうがいいです。

STEP14

これでピッタリはまったので、マンホール下に配管を送ることができます。

STEP15

すべての配管を繋げて塩ビ用接着材で固定したら排水管はひとまず完成!排水テストもOK!掃除などでフタを外す時もジャバラが動くので楽に外せます。これ重要です。

STEP16

このままでは配管が目立つので、とりあえず手持ちのラバーマットをかぶせてカモフラージュしておきました。さらに仮のドアも蝶番で取り付けて、だいぶ整ってきました。

STEP17

タンク下の配管の写真を忘れていたので追加しました。90°の透明のエルボで繋いだので外から中を確認したりライトでパイプ内を照らしたりもでき、メンテナンスしやすいと思います。

レシピのコツ・ポイント

100mm管は外径の実寸は114mmくらいあるので注意が必要です。75mm管でもいいと思いますが、75mm管(呼び径)は実寸外径89mmあります。継ぎ手なども今使っているパイプの径(外径・内径)をよく確認して買いにいったほうが間違いを防げます。

やってみた感想

プロならこんなやりかたはしないだろう。というやりかたでも自分の発想で楽しんでDIYできたのでよかったと思います。水漏れはしないように念を入れてチェックしていきたいと思います。

レシピを書いた人

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