ひろゆき氏 vs 高須親子〝整形してる人と結婚したい人は少ない〟発言を巡りバトル勃発

左からひろゆき氏、高須幹弥、高須克弥氏

元「2ちゃんねる」管理人で実業家のひろゆき氏(西村博之氏=44)の美容整形をについての発言をめぐり、物議を醸している。

発端はひろゆき氏が昨年12月31日に配信したユーチューブライブ。「10代で美容整形をして20代で容姿端麗で生きたい」という視聴者からのコメントにひろゆき氏が「残念ながら整形したとしても整形顔になるだけ」「整形してる人と結婚したい日本人は少ない」「顔だけ整形したところで全体の容姿は変えられないので不自然な感じになる」と、美容整形に対して批判的なコメントをしたことから始まった。

この美容整形を真っ向から否定した発言に、業界は黙っていなかった。「高須クリニック」名古屋院院長の高須幹弥氏(45)が25日、自身のユーチューブチャンネルに「【削除覚悟】ひろゆきを救いたい。」と題した動画を投稿。「(ひろゆき氏は)わかったつもりになってて、にわかの浅はかな知識で論破しようとしてるけど、全然わかってない」と猛批判した。

「整形してる女子っていうのは、ほとんどが自然な美人になってて、一般の人が見ても整形してるってことに気づかない」「いま日本で整形受ける人って、周りの人にわからないような自然なデザインにしてくださいって人が多い」と美容整形外科医としての見解を語った。

幹弥氏からの〝アンサー〟を受けたひろゆき氏は同日ツイッターで「『(整形手術で)悪いところが少しでもよくなったほうが女性が幸せになれる』と言って、問題のない人が誤解して手術することで、金儲けしてる人の考えが良くないと思ってます。『不細工は手術して直すべき悪いところ』という考えを広めること自体が不幸を作ってます」と反論。

続けざまに幹弥氏の父で同クリニック院長の高須克弥氏(76)が「それは昔の美容外科医です。今の一流美容整形は自然です。一般人に紛れこんでいます。メンテナンスはいりません」と返答すると、ひろゆき氏は「コンプレックスや恐怖を煽り不必要な手術をして金稼ぎするのは、役に立たない壺を売りつける悪徳商法とどう違うんですか?」と同クリニックの経営手法を批判するという、収拾のつかない事態となっている。

双方譲る気配は見えないが、この争いに終着点はあるのだろうか。

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